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オノ・ヨーコからのクリスマス・メッセージ 2004 『私たちはみんな水である』 大気や水が汚染され、狂気が蔓延する中にあって、私たちは今、グローバル・ビレッジの夜明けを迎えています。 恐れないでください。戦争は終わったのです。 私は、私たち人類は土壇場になって目を開いたのだと信じています。それは私たち自身と、この惑星を救うためにです。 まず最初の朗報は、二か月前にやってきました。ノースカロライナ州の科学者たちは、猿がモノを念力で動かせることを実証したのです。1匹の猿は100匹の猿に影響をおよぼす、と言われていますが、一匹の猿がモノを念力で動かすことができるのであれば、何百万人もの人々が力を合わせた場合、どのようなモノを動かせるか想像してみてください(私たちは山をも動かすことができるのです!)。軍事関係者達は、すぐにこの実験の意味に気が付きました。「これで我々は念力で敵を殺すことができる」と…。逆に、このパワーを、私たち自身の救済に使ってみてはどうでしょうか。私は、私たちがそうするだろうと信じています。 次の朗報は、日本の科学者、江本勝の実験です。彼は「水が字を読む」ことを発見し、それを実証しました。信じられないような話かもしれませんが、真実なのです。彼の実験を要約すると、彼はビンの中に水を入れ、そのビンに字が書かれたラベルを、内向きに貼りました。そして水を凍らせ、その水の結晶を顕微鏡で観察したのです。その写真を見れば、例えば「愛」という言葉を書いた場合、それがどの言語であっても、その水は美しい結晶になることが分かります。「幸福」という言葉でも同様です。しかし「不幸」と書けば、結晶は発生しません。興味深いことに、「地獄」という言葉を書くと、ひどく汚れた水になりました。その理由は聞かないでください!(江本勝著「水からの伝言」) 文章を書いた時も、同じく興味深い結果が出ました。「あなたは何てきれいなのでしょう!」という文章は美しい結晶を発生させましたが、「この馬鹿野郎!」と書いた場合、水は醜く濁り、まるでひどく汚染されたようなものになったのです。水は、非常に微妙な差にも反応します。「やりなさい!」と書くと、水は濁り、まるで反抗しているかのようになります。しかし「やりましょうか」と書くと、美しい結晶になるのです。もちろん、一番よかったのが「I love you」でした。さまざまな言語で書かれたこの文章が、水を浄化して美しい結晶をつくらせる力に限界はありません。ひどく濁った、汚染された水でさえきれいになるのです。 水が反応するのは言葉に対してだけではありません。音楽にも反応します。水に向けて音楽が演奏されると、多くの美しい結晶になりました。私としては、「Imagine」の曲が、「天使」と書かれた時と非常によく似た結晶になったことは興味深い結果です。 そしてもちろん、私たちの体の80パーセントは水でできているのです!それは何を意味しているのでしょうか? 私たちはおそらく敵を言葉で攻撃することによって、彼らをぎょっとするほど濁った人間にしているのではないでしょうか。相手を濁らせれば、私たちもすぐに濁ってしまいます。優しい言葉を投げかけるだけで、相手をきれいにするばかりか、自身をもきれいにすることもできるのです。ですので、誰かを侮蔑するのは、自分を侮蔑するに等しいのです。水と結晶の写真からそのことが分かります。 私たちがお互いに共有する明らかな情報に基づいた知恵こそが、私たちの持つ力です。私たちの正気こそが、そして私たちは水であり、水は読むもの、伝わるものによって変わるのだという知識こそが私たちの持つ力です。ですので、家を出ずして、考えたり、抱いたり、正しい考えを伝えるだけで世界を変えられるという事実が、明らかになったのです! 物事は大抵三つで一セットをなしていますので、第三の朗報を私たち自身がつくることを提案します。今年の大晦日にみんなが一緒になり、鮮明なビジョンをもって年の終わりを迎えるのです。全ての人々が平和な生活を送っている姿を想像しましょう。十秒。一時間。一日中。場所はどこでもいいのです。そしてその日のどの時間でもいいのです。あなたが想像できる、平和な世界の最も鮮明なビジョンを持つのです。楽しさと喜びの精神でそれをやりましょう。怒りや恐怖ではなく。行進するのではありません。歌って、踊って、互いに抱き合って、新年、そして、それとともに新しい世界を迎えましょう。美しい星座の一部であるこの惑星にいられることがいかに喜ばしいか、宇宙に報告しましょう。なぜなら愛の反対は憎悪でなく恐怖であり、知恵の反対は愚かさでなく混乱であり、二点間の最も短い距離は、私たちの希望と揺るぎない信念なのです。 ですからあなた自身の心臓の鼓動を聴いて楽しんでください。それは隅から隅まで、行う価値のあることです。 あなたへの特別な新年の挨拶です。忘れないでください。私たちは皆、同じ海の水なのです。 愛をこめて、オノ・ヨーコ |