ジョンとヨーコの平和活動2 バッグ・ピース
2011/07/02
毎日小学生新聞
連載第14回目:2011年7月2日付掲載
「日本が近くの国だったら、すぐに行って、太鼓をたたいたり、歌やダンスを披露したりして、お礼の気持ちを伝えたいです」と語ってくれたのは、ギニアビサウのファ・マンディンガ村の村長さんです。この国の約9割の人は1日1ドル(約80円)で暮らしています。衛生環境が悪く、子どもの死因の25%が赤痢などの感染症です。衛生状態を改善するにはトイレがとても大切です。ドリーム・パワー・コンサートでは、この地域に男女別々のトイレを備えた学校を4校贈りました。
=プラン・ジャパン提供
◇お知らせ オノ・ヨーコさんのワークショップを7月28日に広島で開催します。詳細は近日発表します。
連載第14回目:2011年7月2日付掲載
今回紹介するジョンとヨーコのユニークな平和運動は「バッグ・ピース」です。文字どおり、「バッグ(袋)」を使った平和運動で、「バギズム」とも呼ばれます。
ロンドンで開かれた芸術家のクリスマスパーティーに招待されたときや、自分たちの映画の試写会で記者の質問に答えるときに、大きな袋に入ってふたりが登場したのが始まりです。
人の話を聞くときや人と接するときに、見た目で人を判断してはならないというふたりの考えに基づくものでした。話している人が袋に入ることで、相手には、中の人が黒人なのか、白人なのか、黄色人種なのか、わかりません。男性か女性かは声で判断できるかもしれませんが、年齢や服装など、袋の中の人がどんな外見をしているのか、全くわからないのです。
ジョンとヨーコは、人の話を聞くときは、外見で人を差別したりせず、その人が話す内容を真剣に聞きましょうと、みんなに伝えたかったのです。
ヨーコさんは、このアイデアをサン=テグジュペリが書いた本「星の王子様」でキツネが語る言葉、「大切なことは目には見えない」からヒントを得たと言っています。当時、ジョンは世界の大スター「ザ・ビートルズ」のメンバーでした。しかし、ジョンは有名人だから自分の話を聞いてもらうのではなく、ひとりの人間としてみんなに平和のメッセージを聞いてもらいたかったのです。
「ふざけすぎている」と非難する人もいました。しかし、ジョンは、たとえ自分たちがばかにされても、「世界が少しでも良くなるんなら、僕とヨーコは喜んでピエロになるよ」と言っています。
<支援された学校のご紹介>
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ギニアビサウ
カンベイダレ小学校
2003年のライヴで支援

=プラン・ジャパン提供
◇お知らせ オノ・ヨーコさんのワークショップを7月28日に広島で開催します。詳細は近日発表します。


















