ヨーコさんの2011年夏 世界が注目するから
連載第19回目:2011年8月6日付掲載
7月21日に来日したオノ・ヨーコさんは8月7日、アメリカのニューヨークに帰ります。ヨーコさんは滞在中にさまざまな活動をしました。
まず、第20回モンブラン国際文化賞の受賞者に選ばれました。この賞は世界最高峰の万年筆を作っているドイツのモンブラン社が毎年、音楽や絵画など、あらゆる芸術の分野で、若い人たちの才能を助ける活動をした人に贈っている賞です。ヨーコさんは発展途上国に学校を贈る「ドリーム・パワー・コンサート」での活動が評価され、受賞となりました。
また、ヨーコさんはヒロシマ賞も受賞しました。現代美術の分野で人類の平和に貢献した芸術家に広島市が3年に1度、贈ります。ヨーコさんは、ヒロシマ賞を受け取るために、そして「希望の路」という展覧会をするために、広島市現代美術館を訪れました。7月28日には毎小の読者と一緒に、子どもたちのためのワークショップもしました。
31日には、核兵器の廃絶に向けた国際平和シンポジウムで、スピーチしました。広島では、ほかに、広島市平和記念資料館も見学しました。
第二次世界大戦中、原爆が投下されたのは広島と長崎です。ヨーコさんは「ヒロシマ」だけでなく「ナガサキ」も世界の人が知ってほしいと、8月2日に長崎を訪れ、原爆落下中心碑に花を供えました。
わずか2週間ほどの滞在期間中、スケジュールは目いっぱいでした。「世界で最も有名な日本人」といわれるヨーコさん。その活動の一つ一つに世界が注目し、報道します。それが世界中の人が平和を考えるきっかけになり、平和への種まきになるのです。
広島市現代美術館で開かれたヒロシマ賞授賞式で=7月29日
広島平和都市記念碑で平和を祈るヨーコさん
※ワークショップの内容とヨーコさんの日本での活動は9日付けで紹介します


















